わが家のベランダで避妊手術をして飼っていた雌猫のキューちゃんが、12日(土)から姿を見せなくなりました。
近所を探してもみつかりません。
キューちゃんは野良猫で人に慣れていなくて、触ると引っ掻くため、家の中では飼えず、うちのベランダや庭でごはんをあげ、寝床を用意していました。もうわが家でごはんをあげるようになって9年目になります。
西東京市の東町二丁目近辺で、この猫を保護していたり、病気やケガでどこかにうずくまっているのを見かけたり、万が一車にひかれているのを見たなどの情報がありましたらお知らせいただけると助かります。
触ると怒るけど、ごはんをもらう時は甘えた声を出すので、かわいがっていたのでとても心配しています。
よろしくお願いします。
猫の保護活動について千代田区を視察
7日(月)は千代田区の保健所に視察に行ってきました。目的は「千代田モデル」と言われる飼い主のいない猫の保護活動と「ちよだ猫まつり」についてのお話を伺うためです。
千代田区は飼い主のいない猫の去勢・不妊手術費にオス猫17,000円、メス猫20,000円の助成をしています。(西東京市はオス5,000円、メス10,000円)その他に譲渡会までの動物病院への預かり費用として75,000円の補助があります。
西東京市は一部助成で全額ではないので、ボランティアさんの自己負担が出てしまいますが、千代田区は「全額でないと意味がない」と、ほぼ全額を補助しているそうです。
自己負担があるとどうしても手術をできない場合もあり、そうすると永久に飼い主のいない猫はいなくならないので、ほぼ全額を出しているそうです。
また今年1万4000人が訪れた「ちよだ猫まつり」も行政が出しているお金は警備や音響の費用のみで、チラシの印刷や有名人などの出演料もノーギャラでボランティアで出演してもらったそうです。黒字分の売上は全額寄付として飼い主のいない猫の治療費などに使っているそうです。
よく「千代田区はお金があるから」と言われるそうですが、出しているお金は近隣の自治体とそう変わりはないそうです。
徹底的に保護して避妊・去勢手術を続けてきた結果、不幸な猫の数も減ってきて、6年間殺処分0という結果になっているとのことでした。
また、地域猫として保護して手術をしたら元にいた場所に戻すというTNRという取組がありますが、それよりも保護して手術して里親を探すというTNTAという取組に力を入れているそうです。
先進国では猫の保護が進んでいて街中に猫はおらず、先進国で街中に普通に猫がいるのは日本くらいだとのこと。
千代田区はオリンピックでも多数の外国人が訪れる時に備え、譲渡会にも力を入れているそうです。
このような取組を区長や、区議会、ボランティアの方が一丸となって取り組んでいることは素晴らしいの一言です。
西東京市もボランティアさんが飼い主のいない猫の保護活動にご尽力いただいており頭が下がりますが、何よりもボランティアさんの経済的な自己負担が大変です。寄付を増やす取組として千代田区のような取組を考えていきたいです。
↓ 当日の千代田保健所の視察を「ちよだニャンとなる会」さんのFBにアップしていただきました。
【西東京市の市議会議員さんが千代田区の動物行政を視察】
本日、西東京市の大竹あつ子市議会議員が千代田保健所に来庁されました。保健所では、地域保健課長、動物愛護係長、動物愛護担当職員2名のほか、ちよだニャンとなる会の副代表が対応。千代田区とボランティアが協働で「飼い主のいない猫」の問題に取り組み、殺処分ゼロ等の成果をあげている「千代田モデル」についてお話しました。大竹議員は、今年のちよだ猫まつりにもご来場くださっているとのこと。チャリティーと普及・啓発のイベントであるちよだ猫まつりにも大きな関心を寄せられていました。
ちよだ猫まつりに行ってきました
17日(土)は、楽しみにしていた「ちよだ猫まつり」に千代田区役所まで行ってきました。
ちよだ猫まつりは「一般社団法人ちよだニャンとなる会」という飼い主のいない猫の保護団体が主催し、猫の殺処分ゼロ7年目の千代田区が共催する猫の保護活動をPRするイベントです。
会場は千代田区役所内で、たくさんの猫グッズの販売や猫ネイル、猫のスイーツやパンなどの販売もあり、たくさんの猫好きたちで賑わっていました。テレビ朝日など複数のテレビ局も取材にきていました。
猫の着ぐるみをかぶっての撮影もできました。私はウチの猫のキューちゃんと同じハチ割れ猫をかぶりました。
猫のタロットカードを使った占いもあり、私も占ってもらいました。何を占ったかはナイショですが。
ちよだニャンとなる会は野良猫を捕獲し、避妊・去勢手術をし、人にならし譲渡するというTNTR(Trap Neuter Tame Adpt)という猫の里親捜しまでを行っています。
千代田区のすごいところは譲渡を促進するための事業として里親になる人に1頭につき上限6000円までのワクチン代やウィルス検査代の助成を行っていることです。
また動物病院に譲渡までの預かり費用として1頭につき上限7万5000円の助成までしています。さすが千代田区ですね。西東京市の財政力ではとても難しいです。しかし、必要があってのことで、それを受け入れる区民の意識の高さがすごいです。
犬猫の殺処分ゼロをすすめる小池百合子都知事も会場で挨拶しました。
このねこ祭り。飼い主のいない猫の保護活動の啓発もさることながら、様々な猫グッズの販売での収益はものすごいと思います。なんせターゲットの猫好きが集まるイベントですから。
西東京市もハンサムママプロジェクトで女性の起業を応援していて、様々な手作り品やネイルで起業している方も多くいます。また、障がいを持つ方が手作りパンも販売しています。猫のグッズや猫のパンなどの販売で販路拡大の機会にもなります。
西東京市でも猫まつりをやれば地域猫の普及と産業振興で一石二鳥ではないでしょうか?これをやらない手はないでしょう。(笑)
猫のパンや猫のどら焼きも買えて本当に楽しい1日でした。
「猫まつり」西東京市でもあったらいいな
千代田区で猫まつりをやっています。
絶対行きたい!
西東京市でも西東京猫まつりがあったらいいと思いませんか?
いろいろなお店や団体が参加するイベントです。
誰か賛同してくれないかな?
オープニングライブのむぎ(猫)もかわいくておもしろくておすすめです。
https://www.mugithecat.com/movie
猫のチャオ君 NHK天気予報が大好き
うちの猫のチャオ君です。
NHKの天気予報が大好きです笑
天気予報の時間になるとテレビの前に待機。
お姉さんの指す棒のボールをめがけてアタック!
「あれ、もう消えちゃった。。。」
【拡散希望】猫たちが幸せになるように
11月11日は市民まつりで西東京地域猫の会さん出店の猫の譲渡会に立ち寄りました。
ゲージの中には市内で起こった多頭飼育崩壊の猫が多数いました。写真の菅原さんも多頭飼育崩壊の猫を数匹保護しています。
保護した時はガリガリに痩せ細ってましたが、大きくなるように「マルちゃん」と「だいちゃん」と名前をつけて、懸命に看病してやっと下の写真のように大きくなったそうです。
他にもまだ猫が残っていて、里親を募集しています。ボランティアさん達の猫たちへの愛情ある保護活動には、単に猫が好きというだけではできない大変さがあり、本当に頭が下がります。
他にも捨て猫で四葉と名前を付けられた足に障害のある猫もいました。4匹捨てられていて、他の兄弟の猫は死んでしまい、最後に生き残った子猫です。四つ葉は足に障害があり、歩くことができません。
また、下痢をしていて、トイレの後は下半身が汚れてしまい、排泄の度にシャワーで洗わないといけなかったそうです。今のところ、薬で下痢は治まっているそうですが治療費や薬代、検査代などがかかります。
小さい体で懸命に生きている四つ葉や世話の手間のかかる四つ葉を預かり育てているボランティアさんはすごいです。四葉も里親さん募集中です。
写真ではあまりかわいく撮れませんでしたが、実際に見ると本当にかわいい猫で四葉を応援する会のブログには写真があるので、ぜひ見てください。
このような猫たちを保護し、治療するにはお金がかかります。
里親さんだけでなく、里親がみつかるまでの預かりボランティアや猫の病院の送迎をしてくれる方も募集しています。
西東京地域猫の会さんでは医療費や猫砂代、ご飯代などの募金も受け付けています。
募金は
ゆうちょ銀行 店名:018 店番:018
口座番号:9409896
口座名義:西東京地域ネコの会(ニシトウキョウチイキネコノカイ)
※振り込みの際はお名前の前に「多頭」と付けてください。
また、障がい猫の四葉の募金は
ゆうちょ銀行
ゆうちょ銀行同士の場合
記号10570 番号26895811
他銀行からの振込み
店名 〇五八
店番 058
預金種目 普通預金
口座番号 2689581
です。多くの不幸な猫たちが優しい飼い主にめぐりあって幸せになれるようにぜひ、シェアをしていただけると助かります。よろしくお願いします。
地域の不幸な猫を増やさないために
昨日は「地域の不幸な猫を増やさない講演会」にエコプラザに行ってきました。
講師はNPO法人ねこだすけ代表の工藤久美子さんです。
工藤さんは野良猫を保護するのが目的ではなく、捕まえて不妊・去勢手術をして、また地域に放すといったTNR(T=トラップ、N=ニューター、R=リターン)を行い、地域猫(飼い主のいない猫に不妊・去勢手術を行い地域で管理されている猫)の普及をしています。自分では地域猫の餌やりはやらないことで餌やりや猫のフンなどの地域の方の苦情を聞くことができ、餌やりボランティアさんと地域の関係を良くしていくことに力を入れているそうです。
工藤さんは地域猫保護についてはあえて「活動」とは言わず「対策」としているそうです。「活動」というと「好きでやっているんでしょ」というイメージで受け取られてしまいますが、「対策」とすると「手段」となり、環境改善と行ったまちづくりにもつながるそうです。犬とちがって猫のボランティアは評価されにくく、愛護色を強く出すと受け入られにくくなってしまうそうです。言葉のイメージは確かに大きいですね。
そもそもなぜ野良猫が増えてしまったかというと、捨て猫はもちろんですが、サザエさんのタマのような猫を自由に外に出す飼い方に問題があり、猫に責任はなく、人間の責任だと工藤さんは仰っていました。
工藤さんの団体「ねこだすけ」は地域にトイレを置いて、掃除、片付けまでしていて、地域猫のトイレの作り方や置き方を教えてくださいました。猫トイレは特別なものは必要なく、路肩の砂などを電柱の後ろに置いたり、プランターに柔らかい土を入れるだけでも大丈夫だそうです。
また、地域猫の餌やりや掃除の際には「ねこだすけ」手製の腕章を付けると効果的で、この腕章は「ねこだすけ」のホームページに連絡するといただくことができるそうです。
西東京市でも「西東京 地域猫の会」さんなどが、野良猫のTNRなどの地域猫対策や里親募集など様々なことにご尽力いただいています。
猫の虐待防止のためにも、不幸な猫を増やさないためにも野良猫の対策は急務ですが、市の補助が少ない中でボランティアさんは自腹でのご負担を余儀なくされています。
ボランティアさんの負担を軽くするためにはどうしたらよいかについても真剣に考えていかなければいけません。
地域猫の会の方々にもお会いすることができてうれしかったです。